オオクワガタ産卵セット方法
オオクワガタペアリング
その年の6月頃にペアリングセットします。昆虫ケースに昆虫マットを軽く敷き、えさ台をおいてゼリーを入れます。木の皮も入れておいたほうがいいと思います。オオクワガタは転がったままだと、すごく体力を消耗するみたいです。オオクワガタのペアを投入して、図のような状態になりました。これを1週間薄暗いところに置いておけばペアリングは完了みたいです。
産卵用の木
秩父の山に転がっていた、ホダ木を使用いたします!皮をむき、水につけて、半日干してからケースに入れます。天然のホダ木の方が産卵の数が多いのです。あと、できれば、サランラップで全体を包み、電子レンジでチンしておくといいです。何故かというと、木の中にコメツキバッタの幼虫がいるとオオクワガタの幼虫をすべて食べられてしまうからです。
飼育ケース
ケースにホダ木をいれて、マットをいれておきます。この中にオオクワガタのメスを入れるのです。無事にたくさんでるといいですね。
産卵用の雌
飼育ケースにペアリングが完了した雌を投入します。
産卵ケース
オオクワガタの雌を投入して、ゼリーもいれておきましょう。たまに見てエサがなくなっていたら交換しておきます。この時のゼリーは栄養の高いゼリーを入れましょう。この時のケースはなるべく暗いくて静かな場所に置いておきましょう。
産卵木1か月後
1ヶ月くらいしてからオオクワガタの雌を入れた木を確認してみると、あっちこっちに穴が開いている。この穴の中にオオクワガタの雌が入っていって卵を産みつけた可能性がある。
産卵木2か月後
2ヶ月もすると産卵木がボロボロになってきている。これは幼虫が誕生していて食い荒らしているのです。こういう状態になっていなくても手にとると産卵木が手で割れるような感じになっておりますのでそしたら割り出しをおこなって幼虫を出しましょう
オオクワガタの幼虫
これがオオクワガタの幼虫です。画像はアップで撮影したので大きいですが、1令虫の時は、とても小さいのでプリンのスプーンなどでそっと捕りだしましょう。
菌糸ビン
オオクワガタの幼虫を1年で大きくするにはこの菌糸ビンというのが必要です。ネットで検索するとたくさんでてくるので安いのにしましょう。ただし、次の菌糸ビンの交換時は同じ種類の菌糸ビンを使いましょう。秩父地方は、気温の変動がありますが物置に放置しておいても大丈夫でした。この白い部分が7割くらいなくなってきたら幼虫を掘り出して次の菌糸ビンにいれてあげましょう。
オオクワガタ誕生
翌年の6月下旬頃には、このオオクワガタが菌糸ビンの底で、成虫になっているのが確認できると思います。しかし、すぐに掘り出してはいけません。成虫が確認されてから2週間位はそのままにしておきましょう。早く掘り出すと角等が曲がる可能性がございます。それに成虫になってもすぐにはエサは食べません。羽化してから1ヵ月後くらいになるとエサを食べるでしょう。
補足:最初にでてきた1年目のオオクワガタを新成虫といい、1年目のオオクワガタは、飼育して見るだけにしましょう。ペアリングをさせるときは、翌年の2年目に入ってから行います。新成虫をペアリングさせても産卵はしないので覚えておきましょう。年数が多くなればなるほど、産卵の数も多くなっていきます。