藁葺き屋根の葺き替え~足場作り
そろそろ藁葺き屋根の葺き替えをしようと思います。この面は、今から5年ほど前に葺き替えをおこなった場所ですが、屋根の状態が、少し悪くなってきたので、葺き替えることにしました。藁葺き屋根って屋根の材料が小麦になっているので、こちら側のあんまり日が当たらないような場所は、5年くらいしかもたないんですよ。日の当たる逆の面で8年くらいでしょうかね~。もう、自分で屋根のメンテナンスはできるので、屋根の状態を見て「そろそろかな?」って感じでやっております。
足場作りをおこなったのですが、昔のやり方で、なんと丸太を使って組んでいきます。これ、ほとんど一人で作っているのですよ。どうやって作るかというと、テコの原理を使ったりして作業をしております。丸太を持つ場所も一番力が均等になっている場所を持つようにしているので、あんまり疲れないですよ。
これ、慣れているから言えることだけど。。。笑
こんな感じで綺麗にできましたね~。丸太と丸太を縛るところは、縄を使っているのですが、この縛り方も特殊で、一度縛ったら、緩んでこない縛り方になっております。
こうやって、屋根の勾配に合わせて、足場も設置しております。刀の作成部分とハナの作成部分の足場になります。この足場丸太の足場って、今の時代は、あんまり見かけないでしょ?私がやっていることは、昔ながらの方法でおこなっております。
さて、これで完成ですが、後は、天気の状態を見て、葺き替えの1段目の作業に入りたいと思っております。
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