札所14番今宮坊と札所15番少林寺
札所14番今宮坊です。ここは、住宅の中にあるので注意してみていないと見落としてしまいます。観音堂は、屋根に宝珠をのせており、間口奥行とも三間の方形造りの飾り気のない建物になっております。本尊は、1尺9寸の半跏趺坐像の聖観世音です。この場所から100m手前に今宮神社があるのですが、境内に樹齢500年以上の大けやきがあります。とても見事な木なので是非、見てください。
ご利益がありそうなので、回してみました。
武田信玄は、配下の失敗をこの寺の霊験にて許したと描かれている絵がございます。各札所にはこういった霊験記の絵があるのですが、全部見てみると楽しいですよ。
札所15番少林寺です。この本堂は、昔、秩父大火があったので、防火に力を入れて洋風の建築法を取り入れており、漆喰塗籠、土蔵造の建物になっております。本尊は、十一面観音になっております。堂内には、観音経が説く三十三の化身を描いた三十三観音の額もあります。
この白い建物の天井を見ると、こんなに無数の納札が貼られております。すごい数ですね。
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