札所31番 鷲窟山 観音院
札所31番観音院は、札所の中で一番険しい場所に建つ寺になります。この寺にいくまでには296段の長い石段を登っていかないといけませんが、まわりの植物や岩場を見ながらゆっくりと登っていけば、そんなに苦にならないと思います。ゆっくりゆっくりと休みながら登っていってください。やっと登ってからこの巨大な岩を背負うように建っている観音堂を見るととても嬉しくなります。
観音堂の左側には滝があり、滝壺には綺麗な鯉がたくさん泳いでおります。呼ぶとこっちにきますので、綺麗な鯉を是非ご覧ください。
これは滝の左側の岸壁にある磨崖仏です。ちょっと見にくいですが、多くの仏像が刻まれております。自然の岩に彫られている珍しい仏像になりますので、是非、ご覧ください。
秩父重忠臣 本多次郎親常の霊験記
この高さの場所で、なんと、新生代第3記の地層を見ることができます。この地層の中には化石がかなりたくさん入っているのだろう。
ここは観音堂から山奥に向かっていくとたどりつきます。岩廂のある道を通っていくと岩窟にいろいろな姿の石仏がいくつも並んでおります。鷲窟磨崖仏と呼ばれており、県史跡に指定されております。
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