カタクリの種からは、エライオソームという物質がでています。
カタクリの花が終わり、実となりました。実になるとこんな感じになります。
なんだか、緑の蛇が下を出しているようにも見えます。
いずれこの実の中に種ができて成長していくのです。
この種が地面に落ちると、鳥や昆虫によって運ばれていくのですが、雨や風の力によって増えていくこともあります。
あと、このカタクリの種には、エライオソームという物質が入っていますので、この物質がアリを誘うような匂いを出しております。ですから、アリが近寄ってきて、この種を運び、増えていくこともあります。
エライオソームは、種の先端についておりますので、よーく見るとわかります。
アリは種を運ぶと、エライオソームだけを食べて、残りは、巣穴の近くの外に捨てたり、巣の中のゴミ捨て場に捨てたりしますので、そこからカタクリの芽がでてきます。自然が作り出す力ってすごいですよね~
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