茅葺き屋根のハナの部分を作る

このあたりまで茅を敷いていくと、上に茅を押さえてある細い竹があるのがわかるかと思いますが、その竹と側面の部分に隠れている細い竹が同じ位置にきていないといけないのです。ここの交差している竹をつかってハナの部分を作っていきます。

ハナの部分の作り方は、通常の茅葺き屋根の四隅を作る方法の茅の置き方と違っており、この角度になるために茅の置き方を数パターン入れて作成します。私が、思うに、ここの部分が一番難しく感じました。この工法を覚えるのも、後で練習台を作ってひたすら練習を繰り返して覚えようと思います。

ハナを上からみるとこんな感じになっております。

ハナの部分にこうやって、また、茅をのせていき、角度を上げていきます。私も、この部分までくると茅の持ち方や、敷き方を理解してきましたが、屋根の端の部分とこのハナの部分はかなり練習が必要なので、是非、チャレンジして身につけようと思います。