札所13番 旗下山 慈眼寺

札所13番 慈眼寺は、7月8日に、あめ薬師と呼ばれる祭りが開かれ、白くて四角い飴がたくさん売られております。この飴をしゃぶると眼の疾患に効き目があるとされ、慈眼寺の名にとてもふさわしい祭りです。私も昔、ここへよく遊びに来たものです。ほんと、懐かしい。
本堂の上には見事な彫刻があったので見ていると、突然、紫色の光が輝き出し。。。神様降臨かと思ったら。。。太陽の光でした。。
これは、メグスリノキといい、眼に良い薬効成分が含まれており、納経所では樹皮のエキス入りの茶が飲め、エキス入りの飴も頒布しております。木の横には、めめと書かれた絵馬がたくさん奉納されておりました。
當所は、日本武尊東国を征し給う時、御旗を建て給う所なればとて、旗の下といひつるを、今いひあやまりて、 はけの下といふ。當寺いまだ建ざる古より、此所佛意に叶ふ地なれば、常に紫雲たなびきて、天より 曼陀羅華を降して、音樂の響き絶ざる霊場なりしとかや。さて霊験あまたあるなかに、いとも有難きは、此大宮町の高野氏の娘、江戸中橋なる某に嫁したるが、明暦 丁酉の年正月十八日の大火災のせつに、万死をまぬかれて一生を得しこと、その頃の板行になりし空穂猿という 冊子に、くわしく出たるとなればここに贅せず。
輪蔵の周りに、秩父霊場を開創したと伝えられる十三人の聖者の像が安置されているので、扉が開いていれば見ることができます。
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