茅葺屋根の葺き替え~合掌部分

さて、合掌の部分の屋根の補修工事に入ります。足場を組んでから、使える小麦を取り除いていき、まとめておきます。この部分は、まだ、2年くらいは大丈夫だと思うのですが、ついでに葺き替えてしまおうという判断が入りました。葺き替えておけば、来年は、駐車場の部分だけですむと思いますので。。。
合掌の部分は、端の小麦を連結する作業はないので、早めに上の方に上がっていきます。小麦を綺麗に並べたら、木のコテで叩いていきます。
これ、縄出しを行っている作業です。深さは、だいたい40cmくらいなので、比較的、楽に縄を出すことができました。
小麦は、1本1本に空気が入るように並べなおし、板のようにして持ってから、並べていきます。雨の流れのことも考えながら作っていく感じです。
縄を使って締めつけていく作業です。
最初に並べた小麦は、割った竹を使って、縄で締めていきます。これも長年の感覚が必要になってきます。
割った竹を縄で締めていったら、縄を出していきます。だいたい肩幅くらいの感覚です。
端の部分の連結がないので、スムーズに上の方に小麦を並べていくことができました。あと、1~2日で上までいくかな?
あとは、屋根をカットするだけの作業になります。
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