クルミ拾い

今年は、クルミがあまりなっていないので探すのには苦労しましたが、なんとかゲットしました。こんな時は熊もクルミが大量に集まっている場所を求めて歩いているので遭遇する確率があがってきてしまいます。クルミ拾いをしている方は、クルミに夢中になっていると危ないですよ。
拾ってきたクルミの外皮を長靴をはいて足で実をふみながらつぶしていき、中身を出してタルにすべて入れてから、図のように水を入れて回転させます。何回も回転させて汚れては、水を交換するのを繰り返します。
だいぶ綺麗になってきました。このくらい綺麗になればOKです。
皆さんが知っているクルミの形になりましたね。山の中ではクルミの外皮が黒くなってぼろぼろになり、やがてこの実がでてきてはいるのですが、汚れていて黒いです。その状態になっているときに熊は、その黒い実を丸ごと食べていきます。そして、栄養のある中身だけ胃で吸収して、この硬い木の実を糞と一緒に出していきます。その木の実を山でたまに見つけるのですが、中を割ってみると空っぽなのがわかります。
綺麗に洗ったクルミは、こうやって並べて天日干しにするのですが、1ヶ月以上はかかります。美味しい物は時間がかかるものなのですよね。
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