節分草のまわりを飛んでいたミツバチ

花の上を飛んでいるミツバチを撮影しようと思っても、なかなかピントが合わず、撮れないものです。しかし、偶然にも連写して撮影していたら、このミツバチにピントが合って、飛んでいる姿を撮ることに成功しました。このミツバチは、花粉を集めていたので、後脚をよく見ると、花粉のかたまりが付いているのがわかるかと思います。これ、花粉だんごなんて言われております。
この花粉だんごは、ミツバチが節分草の花のみつを吸うと、毛に花粉がつきます。その花粉を脚でかき集めます。ミツバチの脚の内側には、花粉を集めるための毛が生えています。これを花粉ブラシといいます。前脚で集めた花粉を中脚へ送り、中脚の花粉ブラシを後脚にはさんで引き抜きます。花粉だんごのつなぎに、蜜を利用して崩れないだんごにします。そして大きくしてから巣に運びます。
小さな生命体の行動には、とても関心させられるものが多いですね。
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