斜面から出た小さなウドの葉

私みたいな感覚になってくると、山の斜面を数点だけみつめて歩くようなことはしません。見ている場所の全体を、まるで記憶するかのように脳に入れて、そこで見たことのある形状だけを、抜き出すようにしております。すると、こんな感じで、ちょこっと出ている小さな葉でも、「あ!?ウドの葉」かも?ってことになって、掘り出してみると、立派なウドを見つけられます。
こんな感覚で歩いていると、見逃さないんですよね。ウドの葉・ワラビ・モミジガサ・コゴミ等の形や形状をすべて、そこの山の状態を脳にいれて、見たことのある形状だけを瞬時に取り出すので、山菜を採るのも早いし、歩くスピードも速いんですよ。他の山菜採りの人を見ていると、いつまでもずっと同じような場所をうろうろしているのを見たことがありますが、あの感覚ではなく、もっとハイレベルの感覚で山菜を見つけている私でした。
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