茅葺き屋根の補修工事終わりました
すぎの子のかやぶき屋根の下地が悪いので、毎年、半面ずつ茅を取り除き、古い下地の竹を取り除き、新しい竹を入れて竹の下地を組み直し、こうやって新しい茅を葺いていきます。
足場丸太を組んだり、縄の絞め方を覚えたり、下地の竹を組んだりと、すべて私が行わなければならないような状態となってきました。かなり本格的に覚えてきましたが、そうとう体力を使います。
平面は、私が葺きましたが、角の部分は、加藤さんに来てもらい作り方を教えてもらいました。今回は、角の作り方も細かく教わったので、次回は作れると思う。。。たぶん!笑
茅を葺き終わったら、こうやって専門のハサミで綺麗にカットしていきます。これは、私もかなりカットの経験を積んでいるので綺麗にカットしました!
綺麗にカットしたら、あとは、この道具でトントン叩いていき、綺麗に揃えていきます。これ、私が作った道具でございます。売ってはいません!笑
こんな感じで仕上がりましたが、いかがでしょうか?いい感じだと思いますよ。この小麦で茅葺き屋根を作り上げる技術は、職人さんがいなくなってきたので、技術がなくなりそうですが、私がなんとか覚えて、この技術を残して行きたいと思います。さて、この、すぎの子の屋根の形は、かなり難しいレベルの屋根なんですよ。私が、いろいろな部分を覚えていきましたが、この屋根の形がこんなに難しいとは思ってもみなかったです。いつまでできるかわかりませんが、頑張っていきますのでよろしくお願いいたします。
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