節分草の球根の形

庭にある節分草をひとつだけ掘り出してみましたが、これが節分草の球根になります。球根の形に注目してみると丸くなっているのがわかるかと思います。
花が終わると花の部分はこのような形になり、ここに小さな種がたくさん入っております。その小さな種も丸くなっており、ここが弾けると種がいっせいに飛び出し、転がり落ちて広がって増えております。この節分草の種は転がりながら増えていっているのです。自然界では、このように増えていきますので、群れている可能性が高いのですが、近年ではいろいろな事情で見かけなくなってきました。
これは大きくなった節分草の球根です。丸い部分からこのような感じで根が出ております。自然界では、岩場の下の土がかかっていないような状態でも、少しの水分があれば元気に育っている節分草もあります。
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