モミジガサは、シドキとも呼ばれている。

モミジガサは、風通しの良い林の中の陰地に群れております。茎は、直立して80cmくらいまで伸び、中は、空洞になっております。
葉は、5~15cmの長い柄があり、手のひら状に深く7裂に切れ込み、茎に互生しています。夏になると、茎の上部に長さ3cmくらいの細長い筒形の白い花を多数、横向きにつけます。春菊に似た芳香があります。
名の由来は、葉が開ききるまでは傘のようにたれ、開くとモミジの形に似ていることから名付けられました。この山菜は、昔から方言のシドキの名の方が広く親しまれております。似たものにヤブレガサがありますが、これは若葉に綿毛をかぶっていますが、モミジガサは無毛になっています。
食としては、天ぷら・胡麻和え・おひたしなどにするとおいしくいただけます。
この記事へのコメントはありません。