秩父札所29番巡り笹戸山長泉院の枝垂桜の大樹

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秩父札所29番巡り笹戸山長泉院のご案内

歴史

歴史

山号の「笹戸山」は、小笹が生い茂って戸のようになっていた岩屋の中から、本尊の聖観世音が発見されたという伝説によります。聖観世音は、藤原時代の慈恵大師の作と伝えられております。別名の「石札堂」は、性空上人が秩父巡礼の際に納めたと言い伝えられる長方形の黒石に「石札定置巡礼」と彫られているからです。本堂正面の欄間に掲げられている「法楽和歌」の板額に描かれているのは、葛飾北斎の「桜花の図」です。北斎五十二歳の時の作で、爛漫と咲き誇っている桜の大枝が匂うばかりの美しさです。

札所29番

札所29番

秩父札所29番寺の入口のしだれ桜の下に「篠戸山長泉禪院」と深彫りされた苔むした立派な石碑、その右側には、石の延命地蔵が「二十九番」と彫られた台座の上に座っている。秩父札所29番の昔の観音堂は、寺の前方にある小山の頂上近くの岩山に懸崖造りで建っていたが、焼失してしまったので、江戸中期に寺内に移された。間口7間、奥行5間半の寄棟瓦葺きの堂である。一木一草に至るまで手入れの行き届いた境内は、いかにも観音の霊地らしさを感じられる。本堂正面の欄間に、寺宝の一つである板絵額がある。葛飾北斎52歳と署名入りの楼花の絵である。またこの寺が石札堂と呼ばれるのは、1234年円教寺開山性空上人が、秩父巡礼の折納めたという古い石札があるからである。

御詠歌:分けのぼり 結ぶ笹の戸おし開き 仏を拝む 身こそたのもし
真言:おん あろりきゃ そわか
宗派:曹洞宗
本尊:聖観音菩薩
住所:〒369-1802 埼玉県秩父市荒川上田野557
電話:0494-54-1106
時間:8時~17時
交通:「西武秩父駅」より西武バス浦山常磐橋行きで「浦山常磐橋」下車、徒歩10分。

延命地蔵尊

延命地蔵尊

秩父札所29番寺の山門の「よみがえりの一本桜」の下に延命地蔵尊が座しておられます。昔から延命のご利益があるとて人々に信仰されていて熱心に拝んでいる人もおります。真っ先に眼につくこのお地蔵様を拝んで心を静め、それから本堂にいって観音様を拝むとよいです。

ショウヅカのお婆さん

ショウヅカのお婆さん

秩父札所29番寺本堂の縁側に小さなお堂があります。ここにはショウヅカのお婆さんが祀られております。三途の川でお守りをしてくれると言われております。像を撫でたり、鉦を叩いて拝んでいる人も多いです。

霊験記

霊験記

渕より龍女現れ龍燈を棒げ十余人の巡礼を案内し岩屋の中より聖観世音像を見出し御堂を建てて安置せられたという言い伝えがあります。