大除沢守護神 不動の滝氷爆

不動の滝氷瀑

この滝は、不動の滝と言います。荒川に流れ込む大除沢がつくる不動滝は、上中下、3段に流れ落ち、落差約50mもあり、その荘厳さを不動明王になぞらえて、この名前がついたと言われており、徳川時代末期には行者の修行場として使用されていました。大除沢には昭和の初期に多くの林業労働者が入山し、不動滝は守護神として祀られておりました。水しぶきが岩にかかり、その水が凍り、段々に積もって青光りしております。この不動滝は、冬の季節になると滝が見事に氷爆し、その姿が不動様に似ていて美しい!水の透明度が高いので青く光っております。神々が舞い降りる美しい不動の滝をご覧ください。

落差50mもある不動滝

不動の滝 落差50m不動の滝を、下側から撮影してみました。ものすごく綺麗で美しいです。秩父でも不動様のように滝が氷瀑しているのは、ここが一番だと思います。この滝の上は、大除沢ですが、そちらも小滝や岩場の近くが、水しぶきがあたって凍っておりますので、美しくなります。尚、この滝の上の方は、険しくなり、危険エリアになってきますので、おすすめはいたしません。

不動の滝の氷瀑見学

・見頃の時期:1月上旬から2月中旬頃

・駐車:道路の脇に車を止めるスペースがあるので、そこへ駐車してください。

・注意事項:この滝にたどり着くまでに約15分くらいかかるのですが、足元は滑りやすいので注意してください。ところどころにチェーンがあるので、危ないと思ったらつかまりながら行かれてください。

ルート案内:国道140号線を三峰方面に向い、大滝総合支所を通り過ぎると赤い橋を渡ったところのTの字の信号を左折します。そのまま道なりにしばらくいくと、信号がでてきますので、その信号をまっすぐ進むと、ダム沿いの道とまっすぐの道とで分かれますので、ダム沿いの道を進んでください。しばらく行くと、左側に吊り橋が見えてきて、それを通り過ぎると左側に小さな休憩所がありますのでそこが滝の入り口です。