ミヤマクワガタ産卵セット方法

ミヤマクワガタペアリング

ミヤマクワガタ

秩父ミヤマクワガタのペアリングは、基本的に小さめなケースにゼリーを2つくらいおいて、3~4日でいいと思います。秩父ミヤマクワガタは結構、交尾好きな昆虫なのですぐに交尾が見られると思います。しかし、あんまり長い間、一緒にしておくと雄が雌を奥のアゴで挟み殺してしまうので長い間のペアリングは避けましょうね。あと、ミヤマクワガタの成虫は25度以下の場所に置いておきましょうね。外に置いておいたりして、直射日光などにあたれば10分ともたないうちに★になります。高山の昆虫なので温度に弱いですよ。是非、大型のミヤマを誕生させましょうね。

飼育ケース

飼育ケース

まず、ケースの下から5cmくらいは、園芸用の黒土を買ってきて敷きましょうね。ミヤマは黒土を好むので、このようにすると卵をここに産卵する可能性が非常に大きいです。私は、これで成功しております!

朽木投入

朽木

次に、朽木を図のように入れます。無い場合は、ホームセンターに売っている産卵木を買ってきて、1日水につけ、次の日に半日日陰干ししてからいれてみましょうね。ミヤマは、マットに産むので関係ないのですが、自然に近い状態にしなければいけないので、とりあえず入れておきます。

クヌギマット

クヌギマット

ホームセンターで買ってきた、「くぬぎマット」を袋から出し、衣装ケースなどにいれて水道水で全体に水分がいきわたるようにして混ぜていきます。そして、マットを握って少し水がでるくらいにして産卵ケースにいれましょうね。秩父ミヤマクワガタは湿度を好むので多めがいいですよ。

産卵セット

産卵セット

ペアリングが終った秩父ミヤマクワガタのメスを図のように入れて、木の台にゼリーをおいておきましょうね。私は5匹入れてみました!メスが潜っていけば産卵の可能性があります。そして、最後にスーパーの袋をケースのサイズに切って、穴を開けてフタの間に敷いてケースのフタをしましょうね。湿度を保つためです。

産卵セット場所

産卵セット場所

発砲スチロールにケースをいれ、黒土の位置まで水を入れます。これは、秩父ミヤマクワガタの産卵は非常に温度が低い場所を好むのでこのようなかたちにすれば産卵すると思います。なお、この状態でエアコンの部屋に入れないほうがいいと思います。乾燥するので玄関などが涼しくていいでしょうね。

*以上で産卵セットは、完了です。卵を見るのはセットしてから1ヵ月後です。初めての人は、1令幼虫からがいいと思いますので、1月半頃みるのが好ましいと思います。幼虫がでたら、今度は、そのままではいけないので、専門のマットを使います。

ミヤマクワガタの卵

ミヤマクワガタの卵

産卵セットしてから1ヵ月後にケースを掘ってみると、図のように産卵が確認できます。これから湿度を保つようにマメな霧吹きを毎日行います。2週間くらいで孵化すると思いますが、そうしたら今度は秩父ミヤマクワガタの幼虫のエサは業者のマットがいいのでご紹介いたします。マットは月夜野きのこセンターで注文してください。完熟MATがよろしいです。卵から育てるのは慣れた人がいいので、心配なら2ヶ月後にみれば幼虫になってるのでそれから完熟マットに移したほうがいいですよ!

ミヤマの卵の飼育方法

ミヤマの卵飼育

もし、卵がでてきてしまったら、図のように、プリンカップにティッシュを敷いて霧吹きで湿らせてから卵をスプーンでそっとすくっていれましょうね。そのあとは、穴が空いてないフタをしておきます。穴が空いているとそこから雑菌がはいり卵が腐っていくので注意ですよ!2週間くらいで孵化すると思います。そしたら、1匹ずつ、完熟マットに入れていきましょうね。秩父ミヤマクワガタの幼虫を入れたプリンカップは涼しいとこにおいておきましょうね。熱いところにおいておくと融けます。

幼虫誕生

幼虫誕生

ミヤマクワガタの卵が2週間くらいすると、初令がでてきます!この時は、とても小さいのでそっとすくって完熟MATに入れておきましょうね!最初は、プリンカップで十分なので2ヶ月くらいは、プリンカップにいれて育てましょうね!大きくなってきたら次の段階に入りましょうね!秩父ミヤマクワガタの幼虫はなるべく涼しいとこにおきましょうね!あと、3日に1回くらいは霧吹きが必要ですよ!全体にかけるのではなくて、端っこにかけましょうね!全体にかけると息ができなくなります。

ミヤマクワガタの幼虫

ミヤマクワガタの幼虫

ミヤマクワガタを育てるとだんだん大きくなってきます。この幼虫を育てていてあることに気がついたのです。プリンカップに2匹入れておくと、この幼虫って鳴くんですよ。ジコジコジコ~~~~って。。これは、お互いに食べられないように縄張りの意味とされます。幼虫の前足と中足でこすり合わせて音を出しているみたいです。面白いですよね。

ミヤマクワガタの蛹

ミヤマクワガタの蛹

ミヤマクワガタの蛹はこんな感じです。左が♂の蛹になっており、右側が♀の蛹になっております。

ミヤマクワガタ成虫

ミヤマクワガタ成虫

ミヤマクワガタの成虫が誕生しました。このクワガタって恐竜のような形をしていてとても見事ですよね。何故、このような形なのか不思議ですが、大人から子供まで人気のクワガタです。好きな人は、毎日みてもあきないでしょうね。育てることが苦手な方は、灯火採集に参加してゲットしましょう。